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ユニットで使うイラストとモチモチの木

BANZAIマガジン第15号ではSSシリーズの『ワーテルロー』を再版させていただくのですが、当然、グラフィックはやり直しです。当時は文字どおりの徒手空拳で、今思えば反省することしかありません。

未開封!!

デザイナーのボードゲーム研究助手さんと打ち合わせしつつ、最終的な仕様を決めていきますが、当時のシルエットはカラーとなり、ヘクスには番号が入ってマップとユニット両方に初期配置情報が盛り込まれるなど、プレイしやすいものになります。

最終的に数字は白フチつきが採用されることに

ユニット(カウンター)で使っているイラストやシルエットは、(もちろん過去作からの流用もありますが)基本的に毎度描き起こしています。今のところボンサイ・ゲームズで使っているのは15ミリ角のカウンターが主流なので、天地12ミリに縮小しての見栄え優先で、結構割り切ったイラストになっています。例えば……

密かに進行中の企画より

それっぽいイラストに見えますが、実のところはこんな感じ。『モチモチの木』風のべた塗りなのです。

ディテールが足らないところは見る人の脳が補完してくれると信じて大胆に省略

よく見ると『ヒトラー帝国の興亡』の時(下図参照)よりざっくりしているのですが、印刷物にすると違いはわからないというか、コントラストの強い今風(モチモチの木風)のほうがむしろユニットのイラストに向いているかも知れません。

戦略級ゲームのユニットなんです、通してください

『ヒトラー帝国の興亡』の時が1イラスト1時間程度、今は30分間程度で片づけているのでディテールに差が生じるのは仕方ないところですが、今後カウンターのサイズが20ミリ角、25ミリ角になると、このくらいの解像度が欲しくなるかもしれません。

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