2019年11月発行
税込み880円(PDF版本誌)
税込み880円(PDF版ゲーム)
特集: 中国が、来る 人民解放軍三大上陸作戦
- “龍”は本当に“太陽”を呑み込めるか!?: The Dragon that Engulfed the Sun
- 中台もし戦わば: If Dragons Fight?
- 古寧頭戦役: 台湾の命運を分けた56時間の死闘
ゲーム・レビュー
- Once Upon a Time in France: ライズ・オブ・ブリッツクリーク
- Urban Operations
- WW4……とは?: Sticks and Stones
- 合理的なシステムで合理性なき戦いを再現: Uprising 44
- ボンバ百名山を征く: 1941 What If?
コラム
- 『インペリウム』の偵察艦 宇宙から無事帰還す
- ウォーゲームちゃんねる
- 盆賽学園ウォーゲーム同好会だより
BANZAIまがじんEX第3号体裁
- 付録ゲームつきウォーゲーム専門誌(付録ゲームは下記参照)
- A4判64ページ(フルカラー)
付録ゲーム: 金門島上陸作戦(オリジナル)
このゲームは1949年10月25日に行われた中華人民共和国(以下、中国)による金門島に対する上陸作戦をテーマにした2人用ゲームです。1人が中国軍を、もう1人が中華民国(以下、台湾)を受け持ちます。
史実では、それまでの戦勝で勢いに乗る中国軍が上陸したものの、上陸作戦の準備、訓練不 は顕著であり、実際に金門島に上陸できたのは9,000 名程度でした。一方の台湾軍は中国軍が金門島に上陸してくることを予想、第18軍を増援するなどして40,000の兵力で中国軍を待ち構えていました(ただし第18軍の多くは戦闘終了後に到着)。
このように、歴史を振り替えれば失敗必至の上陸作戦ではありましたが、「what-if」の要素がないわけではありません。もしも中国軍が上陸用の舟艇をもっと準備できていれば、もしも指揮統制がうまくいっていれば、もしも二次上陸で別の海岸を選んでいれば……。本作ではそうした「what-if」をゲームに導入することで、中国軍にも勝利する可能性を与えています。
コンポーネント
- マップ: 1枚(A3判)
- カウンターシート: 1枚(15 mm角99個)