怪しい感じのマップを見栄え良くする

少し先の話になりますが、BANZAIマガジン第16号の付録は「ラスト・スタンド」シリーズの新作『ラスト・スタンド: マンシュタイン』です。1943年夏、ヒトラーがツィタデレ作戦中止を命じ、「リガからオデッサまで戦線を縮小してね。マンシュタイン君あとはよろしく。そうそう気が早いけど西部戦線に2個軍ほど引き抜くから」という設定の仮想戦になります。『ラスト・スタンド: ロンメル』同様、スリリングなゲーム展開を味わえます。

ところで本作のテストプレイ用のマップ、非常に不安をかき立てるものでした。

縦深が浅いのも気になりますが、ぱっと見で東部戦線だという感じがしないのがよろしくない。細長いマップにプレイヤー・エイド、という処理方法も考えましたが、ヘクスが印刷されている範囲の外側にも世界が広がっているのだ、ということがわかるようにしたいものです。

そこでこんな感じにデザインしてみました。テストプレイ用なので地名が英語表記のみだったり、地形効果表に凡例が入っていなかったりですが、雰囲気は伝わるのではないかと思います。ペイプス湖もクリミア半島もある!!(ゲームには関係ないけど)

鹿内靖氏が翔企画でSSシリーズ『決戦ガダルカナル』のコンポーネントをデザインしていた時のこと。「締まった感じになるからフチをグレーで落としちゃっているけど、本当は広がりを感じさせたいんだよね」と述べられていたのが未だに忘れられません。以来、プレイヤーの思考を邪魔しない程度にイメージが膨らむようなマップづくりを試行錯誤しています。

本作、見た目の危うさに反して、特にドイツ軍にとってやり甲斐のある好ゲームに仕上がっているようです。『ロンメル』同様、板東の武士たちがブラッシュアップしてくれております、ご期待ください。

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