続・ダイス目修整

戦闘結果表のダイス目修整は、両軍の差を表すのにたいへん便利である。A軍には出る可能性がある結果が、同じ条件の戦闘でもB軍には出ない、あるいはその逆をダイス目修整だけで演出できる。第二次世界大戦の東部戦線の場合、ソ連軍が攻撃するとEX、相互損害が発生する確率があるが、ドイツ軍の場合はそれがDR、防御側退却またはDE、防御側壊滅に置換されるといった場合である。 『ワルシャワ1920』でもこのダイス目修…

ソ・ポ戦争における装甲列車と戦車、航空機

ポーランド軍は装甲列車の運用に力を入れており、約80編成の装甲列車を製造(装甲機関車60両、装甲貨車300両)、1918年から1920年までの間に37編成の装甲列車を鹵獲した(うち31編成がボリシェヴィキから)。どの戦線にも投入され、7月は撤退するポーランド軍の支援を行い、ワルシャワ防衛戦に投入された第1装甲列車隊はミンスク・マゾビエツキ奪回に活躍している。 「……暗くなったにもかかわらず装甲列車…

ソ・ポ戦争のロシア軍に勝機はあったか?

ポーランド・ソヴィエト戦争は今から100年前、ワルシャワ前面で起きた「ヴィスワ川の奇跡」によってポーランド軍の勝利に終わった。戦争そのものは宣戦布告なく1919年に始まっており、21年3月のリガ条約をもって終了している。「奇跡」の前後にいろいろあったが(近日発売の『ワルシャワ1920』のヒストリカル・ノートを参照してほしい)、奇跡が起きなければ赤軍がポーランドを征服し、勢いに任せてドイツになだれ込…