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ハガキの第二次世界大戦

1.0 はじめに

本作は第二次世界大戦(1939年から45年)までをテーマにしたソリティア(一人用)ウォーゲームです。プレイヤーは枢軸国を受け持って大東亜共栄圏及び/または千年帝国の完成を目指します。

2.0 コンポーネント

ハガキを入手する、またはリンク先からダウンロードして、マップから駒(全13個)を切り離してください。またトランプ1セット(ジョーカー2枚を含む)を用意してください。ダイスは使用しません。

2.1 マップ

マップは太平洋戦域(PTO: Pacific Theater of Operation)と欧州戦域(ETO: Europe Theater of Operation)に分けられ、それぞれに以下のポイントとボックスが存在します。

PTO: 東京

  • 東南アジア戦戦(J)=ニューデリー
  • 南太平洋戦線(Q)=キャンベラ
  • 中部太平洋戦線(K)=真珠湾
  • 中国戦線ボックス

ETO: ベルリン

  • 西部戦線(J)=ロンドン
  • 地中海戦線(Q)=カイロ
  • 東部戦線(K)=モスクワ
  • 通商破壊ボックス

東京とベルリンは、それぞれ3つの戦線に接しており、戦線の先で連合国の首都と接しています。中国戦線ボックスと通商破壊ボックスは戦線ではなく、枢軸国・連合国の首都とも接していません。

戦線の状態: 各戦線は、枢軸軍支配、中立、交戦中(交戦面の連合軍ユニットが置かれている状態)、連合軍支配(反攻面の連合軍ユニットが置かれている状態)のいずれかの状態です。ゲーム開始時は西部戦線(J)と地中海戦線(Q)が交戦中で、それ以外は全て中立です(攻勢と反攻について、ルール7.0を参照してください)。

  • 中立の戦線に対し、枢軸軍が攻勢を行う、または連合軍が反攻を行うと交戦中になります。その戦線の交戦中ユニットを置きます。以後、この戦線は中立の状態に戻ることはありません。
  • 交戦中の戦線に対し、枢軸軍が攻勢を行って勝利すると、その戦線は枢軸軍支配下になります。交戦中ユニットを反攻面にして隣接する首都へ退却させます。攻勢を行った枢軸軍ユニットは、その戦線へ前進できます(前進しなくても構いません。前進すると裏面になります)。
  • 交戦中の戦線に対して連合軍が反攻を行った場合、枢軸軍がそれを阻止しない限り、その戦線は連合軍支配下になります。交戦中ユニットを反攻面にします。
  • 枢軸軍が支配する戦線に対して連合軍が反攻を行った場合、その戦線の状態は以下のように変化します:
    • その戦線に枢軸軍ユニットがいなければ自動的に連合軍支配下になります。その戦線に交戦中ユニットを置きます。
    • その戦線に枢軸軍ユニットがいれば戦闘が発生します。
      • 連合軍が勝利した場合、枢軸軍ユニットを保管ボックスに置き、その戦線に交戦中ユニットを置きます。
      • 枢軸軍が勝利した場合、連合軍ユニットを反攻面のまま首都に退却させます。
  • 連合軍が支配する戦線に対して枢軸軍が攻勢を行った場合、その戦線の状態は以下のように変化します:
    • 枢軸軍が勝利した場合、連合軍ユニットを交戦中の面にします。
    • 枢軸軍が敗北した場合は枢軸軍ユニットを裏面にします。

2.2 駒

駒には以下の種類があります。

枢軸軍部隊(ユニット): 6個

  • ドイツ陸軍ユニット2個(表: 戦車/裏: 歩兵)
  • ドイツ海軍ユニット1個(表: 水上艦/裏: Uボート)
  • 日本陸軍ユニット1個(表: 支那派遣軍/裏: 弱体化した支那派遣軍)
  • 日本海軍ユニット2個(表: 空母機動部隊/裏: 基地航空隊)

連合軍部隊(ユニット): 6個(表: 交戦中/裏: 反攻)

3.0 ゲームの準備

  1. 西部戦線(J)と地中海戦線(Q)に交戦中ユニットを置きます。残る5個の連合軍ユニットは保管ボックスに置きます。
  2. ベルリンにドイツ歩兵軍を1個を置きます。Uボートを通商破壊ボックスに置きます。ドイツ陸軍ユニット1個を保管ボックスに置きます。
  3. 東京に基地航空隊を1個を置きます。支那派遣軍を表面で中国戦線ボックスに置きます。日本海軍ユニット1個を保管ボックスに置きます。
  4. ターン・マーカーをターン記録トラックの「1939」のマスに置きます。
  5. ジョーカー1枚をプレイヤーの前に置きます。これは枢軸軍が制空権を得ていることを表します(詳細は後述)。
  6. トランプ(ジョーカー1枚を含む53枚)をシャッフルして山をつくります。

4.0 勝利条件

  • あるターンの終了時、3つ以上の連合国首都を枢軸軍が占領していればプレイヤーの勝利でゲームは終了します。
  • ゲーム中いつでも、ベルリンまたは東京のどちらかが連合国に占領されるとプレイヤーの敗北でゲームは終了します。
  • ゲーム中いつでも、支那派遣軍ユニットが存在しない状態で中国軍が反攻すると中国戦線は崩壊し、プレイヤーの敗北でゲームは終了します。
  • 1945年まで上記の条件が満たされない場合は引き分けです。

5.0 プレイの手順

1939年から45年までの各年(ターン)は、以下の手順で構成されます。

  1. 枢軸国生産フェイズ
  2. 戦争フェイズ

戦争フェイズが終わるとターン・マーカーを次の年に進めて新たなターンを開始します。1945年ターンが終わるとゲームは終了します。

6.0 枢軸国生産フェイズ

6.1 枢軸国の生産力

  • ETOの基本生産力は2です。しかし東部戦線に連合軍反攻ユニットがあると、ルーマニアの油田が使用できなくなり、生産力は1に低下します。
  • PTOの基本生産力は1です。東南アジア戦線が中立または日本軍支配下なら生産力は2に上昇します。
  • ETOの生産力とPTOの生産力の合計が、そのターンにおける枢軸国の生産力(2〜4)になります。

6.2 生産

プレイヤーは生産力と同数のカードを山から受け取って手札とします。このとき、ジョーカーを引いた場合は以下のように処理します。2枚引いた場合は1枚ずつ処理します。

  • 枢軸国生産フェイズ中にジョーカーが引かれると、枢軸軍が(少なくとも局所的な)制空権を得ます。ジョーカーを自分の前に置いてそのことを明示します。ジョーカーの代わりのカードは引きません。
  • 枢軸軍が制空権を得た状態で枢軸国生産フェイズ中にジョーカーが引かれると、枢軸軍による戦略爆撃が行われ、このターンにおける連合国の反攻回数が1減少します(7.1)。このジョーカーは捨て札にし、代わりのカードは引きません。
  • 山のカードがなくなったときは、枢軸軍が制空権を得ていることを示しているジョーカーを捨て札にして、全ての捨て札をシャッフルして新たな山をつくります(枢軸軍の制空権は長続きしないのです)。

7.0 戦争フェイズ

毎ターンのこのフェイズがゲームの中心になります。戦争フェイズでは、

  1. 連合軍の反攻
  2. 枢軸軍の攻勢

を一定回数繰り返し、反攻と攻勢の両方が行えなくなると戦争フェイズは終了します。

7.1 連合軍の反攻

連合軍の各ターンにおける基本反攻回数は2回です。ソ連が参戦した次のターンからは毎ターン+1回、アメリカが参戦した次のターンからは毎ターン+2回で、最大5回になります。

  • このターンに枢軸軍の戦略爆撃が行われると(6.2)、このターンの反攻回数が1回減少します。
  • 通商破壊ボックスにドイツ海軍(Uボートまたは水上艦)が存在すると、反攻の回数が1減少します。ただし、最低でも2回は反攻を行います。
  • 上記の効果は累積します。

反攻の手順は以下の通りです:

  1. 山からカードを1枚引き、表面にします。絵札ならイベント(9.0)が発生し、直ちにイベントを解決して反攻は終了します。
  2. 数字札なら、次のように解決します。
    • スートが赤(ハート/ダイヤ)ならPTO、スートが黒(スペード/クラブ)ならETOにある中立以外の戦線の1つで反攻が行われます。指示された戦域に反攻可能な戦線が存在しなければ、スートに関係なく別の戦域にある中立以外の戦線の1つで反攻が行われます。例: 1939年にハートの6を引きました。PTOの戦線は全て中立のため、ETOの西部戦線(他が中立の場合)で反攻が行われます。
    • 反攻可能な戦線が複数存在する場合、首都ボックスに置かれている連合軍反攻ユニットが、隣接する戦線に対して反攻を行います(優先順位1)。それがなければ、交戦中ユニットが反攻を行います(優先順位2)。それもなければ枢軸国の首都に隣接している連合軍反攻ユニットが反攻を行います(優先順位3)。優先順位が同じ複数の戦線が存在する場合、プレイヤーがK, Q, Jの順番で優先します。例: 1944年、西部戦線にはドイツ装甲軍ユニットが存在し、地中海戦線には交戦中ユニットが置かれています。東部戦線には連合軍反攻ユニットが置かれています。クラブの7が引かれた場合、ロンドンの連合軍ユニットが反攻を行います(通商破壊ボックスにドイツ海軍ユニットが存在しなければ。後述)。西部戦線が交戦中なら、東部戦線の連合軍ユニットが反攻を行います。
    • 優先順位1: 隣接する戦線に枢軸軍ユニットが存在しなければ、連合軍反攻ユニットをその戦線に前進させて交戦中の面にします。隣接する戦線に枢軸軍ユニットが存在すれば、戦闘(7.3)を解決します。連合軍が勝利すれば連合軍反攻ユニットをその戦線に前進させて交戦中の面にして連合軍の反攻手順は終了します。連合軍が敗北すれば、連合軍反攻ユニットはそのままで連合軍の反攻手順は終了します。
    • 優先順位2: 交戦中ユニットを直ちに反攻の面にします。このとき、プレイヤーは手札から連合軍のカード以上の数字(J, Q, Kなら自動的に勝利)を持つカードを1枚捨てることで連合軍の反攻を無効にします。連合軍の反攻手順は終了します。
    • 優先順位3: 連合軍反攻ユニットが枢軸国の首都に対して反攻を行います。枢軸軍ユニットが首都にいなければ、自動的に連合軍の勝利となり、プレイヤーの敗北でゲーム終了です。枢軸軍ユニットがいれば戦闘(7.3)を解決します。連合軍が勝利すれば枢軸軍ユニットを除去します(まだ首都は占領されません)。枢軸軍が勝利すれば何も起こりません(連合軍ユニットは反攻面で戦線に留まります)。
    • 優先順位4: 反攻可能な戦線がなければ何も起こりません(ただし、下記を参照)。
  3. 反攻の特別ルール:
    • 通商破壊ボックスにドイツ海軍が存在する限り、ロンドンから西部戦線への反攻は行えません。このために優先順位1を適用できない場合、代わりに優先順位2または3を用います。例外: ドイツ海軍が存在するために西部戦線(J)で反攻が行えない場合、連合軍はそのカードを用いてドイツ海軍に対して反攻を行います。プレイヤーは戦闘解決(7.3)同様に手札で対抗する、または山札からカードを1枚引いて対抗しなければなりません。ドイツ海軍が敗れると水上艦ならUボートの面にします。Uボートなら除去されます。イベントJ同様(後述)、一度水上艦が除去されると、以後水上艦の面は使用できません。
    • PTOの戦線が全て中立のため反攻が行われない場合、中国軍が支那派遣軍に対して反攻を行います。反攻で引いたカードの数字に対し、プレイヤーは手札から1枚使用する、または山札から1枚引いてそれを使用します。通常の戦闘(7.3)同様に解決し、支那派遣軍が勝利すれば何も起こりません。反攻が成功すれば、支那派遣軍ユニットを裏面にします。既に裏面なら除去します。支那派遣軍ユニットが存在しないときにこの状態が発生した場合、イベントJ(9.0)同様、中国戦線で敗北した日本は戦争目的を失い、プレイヤーの敗北でゲームは直ちに終了します。
    • 首都が枢軸軍に占領された戦線では反攻は発生しません。
  4. ジョーカーが引かれた場合、以下の優先順位に従います:
    • 優先順位1: 枢軸軍が航空優勢を得ている場合、それを示すジョーカーと、連合軍が引いたジョーカーを2枚とも捨て札にして反攻手順を終えます。
    • 優先順位2: 枢軸軍が航空優勢を得ておらず、枢軸軍が連合国の首都を1つ以上占領している場合、連合軍はそのうちの1つを奪回します(複数ある場合はプレイヤーが1つを選びます)。占領していた枢軸軍ユニットを除去して保管ボックスに置き、代わりにその戦線に対応した連合軍ユニットを反攻面で首都に置きます。ジョーカーを捨て札にして反攻手順を終えます。
    • 優先順位3: 上記のどれにも該当しない場合、ジョーカーを捨て、代わりのカードを1枚引いて反攻手順を行います。

7.2 枢軸軍の攻勢

枢軸軍プレイヤーは枢軸軍攻勢手順中に、手札を1枚捨てて以下のいずれか1つを行えます。パスはできません。

  • 保管ボックス内の枢軸軍ユニット(裏面)1個を枢軸軍ユニットが存在しない首都または枢軸軍支配下の戦線に置く。ドイツ軍ユニットはETO、日本軍ユニットはPTOにしか置けません。必要なユニットが保管ボックス内にない場合、マップ上のユニットを除去して用いても構いません。
  • 首都または戦線に置かれている裏面の枢軸軍ユニット1個を表面にする。
  • 保管ボックスからUボートを通商破壊ボックスに置く。または通商破壊ボックスのUボートを水上艦の面にする。例外: 一度でも水上艦が撃破されると(イベントによる)、以後、Uボートを水上艦にすることはできません。
  • 保管ボックスから支那派遣軍(弱)を中国戦線ボックスに置く。または中国戦線ボックスの支那派遣軍(弱)を表面にする。
  • 枢軸軍ユニットを1個選び、隣接する戦線または連合国の首都に対して戦闘(7.3.2)を行う。例外: 通商破壊ボックスに水上艦がいない限り、西部戦線からロンドンを攻撃できません。
  • 何もせず、カードを1枚捨てる。

7.3 戦闘の解決

連合軍ユニットと枢軸軍ユニットが戦闘する場合、以下の手順で解決します。

重要: 戦闘解決時にジョーカーを引いた場合は捨て札にして、代わりのカードを引きます。枢軸軍が制空権を得ている場合は枢軸軍の制空権が失われた上で、代わりのカードを引きます。

7.3.1 連合軍の反攻: 連合軍の反攻の場合、連合軍はカードを2枚使用して戦闘を行います。1枚はこの反攻が実行されることになったカード、もう1枚は山札から1枚を引いて表面にします。

枢軸軍ユニットの戦闘力を決めるために手札からカードを1枚使う、または山札からカードを1枚引きます(山札からカードを引いた後で手札を使うことはできません)。

  • 枢軸軍ユニットが裏面の場合、カードの数字が戦闘力です。Aは1、J, Q, Kはそれぞれ11, 12, 13になります。
  • 枢軸軍ユニットが表面の場合、カードの数字またはユニットに記された値(装甲軍はA、機動部隊はJ)のどちらかを戦闘力として使用します。ただし機動部隊の「J」は枢軸軍が制空権を持っているときしか使用できず、制空権がないときは山札からカードを1枚引きます。

連合軍はカード2枚のうち、より有利な1枚を使用します。戦闘力にはルール7.3.3の例外があります。

支那派遣軍の南方派遣(選択ルール): PTOで連合軍の反攻が行われる場合、表面の支那派遣軍を裏面にすることで、または裏面の支那派遣軍を取り除くことで、防御のために引くカードを1枚追加できます(これは支那派遣軍から太平洋方面への部隊派遣を表しています)。

7.3.2 枢軸軍の攻勢: 表面の枢軸軍ユニットだけが攻勢を行います。戦闘力は攻勢のために使用したカード、またはユニットに記載されている値(装甲軍はA、機動部隊はJ)のどちらかです。目標が交戦中ユニットの場合、連合軍ユニットの戦闘力を決めるためにカードを1枚引きます。目標が反攻ユニットの場合、連合軍ユニットの戦闘力を決めるためにカードを2枚引き、より有利な1枚を使用します。戦闘力にはルール7.3.3の例外があります。

神風攻撃: 日本軍の基地航空隊(裏面)は、カード1枚で攻勢を行えます。ただし、結果に関係なくユニットを取り除き、保管ボックスに置かなければなりません。

7.3.3 戦闘の解決: 戦闘力がより大きなほうが戦闘に勝利します。同数なら防御側(反攻なら枢軸軍、攻勢なら連合軍)が勝利します。戦闘力を比較するとき、以下の例外を適用します(数字の順番で適用します)。

  1. 枢軸軍が制空権を持っていない場合、連合軍がAのカードを引くと、戦闘は連合軍が勝利します。
  2. 枢軸軍が制空権を持っている場合、枢軸軍がAのカードを使用すれば、戦闘は枢軸軍が勝利します。
  3. カード2枚の値が同じなら、その軍が勝利します(いわゆる2ペア)。両軍とも2ペアなら、より数字の大きいほうが勝利します。同数なら防御側が勝利します。
  4. 上記のどれにも当てはまらない場合、カードの数字がより大きいほうが勝利します。

7.3.4 戦闘後の前進と退却:

枢軸国首都からの攻勢戦線からの攻勢
勝利戦線へ前進可能。前進するとユニットを裏面にする。連合軍ユニットは反攻面にして首都に退却する。連合軍ユニットを除去して枢軸軍ユニットは連合国首都に前進。このユニットは以後、連合軍の反攻時にジョーカーが引かれるまで、占領した首都から離れることができない。
敗北攻勢を行った枢軸軍ユニットを裏面にする。攻勢を行った枢軸軍ユニットを裏面にする。
連合国首都からの反攻戦線から首都への反攻
勝利枢軸軍ユニットを除去。連合軍ユニットは戦線に前進し、交戦中の面にする。連合軍反攻ユニットが枢軸軍首都に対する反攻に成功すると、その首都は連合軍に占領され、プレイヤーの敗北で直ちにゲームは終了する(枢軸国首都に枢軸軍ユニットがいなければ反攻は自動的に成功する)。
敗北何も起こらない。連合軍反攻ユニットを交戦中の面にする。

7.4 中立戦線に対する攻勢

プレイヤーは枢軸軍攻勢手順で中立戦線の1つに対して攻勢を行えます。

  • 首都に枢軸軍ユニット(表裏どちらでも)がいる場合、手札1枚を捨てて中立戦線の1つに対して攻勢を行えます。戦闘は自動的に枢軸軍が勝利し、その戦線は枢軸軍の支配下となり、攻勢を行ったユニットは前進できます。通常の攻勢による前進と異なり、ユニットを裏返す必要はありません。その戦線の連合軍ユニットを反攻面にして首都ボックスに置きます。
  • 首都に枢軸軍ユニットがいない場合、またはいたとしても、プレイヤーは手札を使わずに中立戦線の1つに対して攻勢を行えます。この場合、自動的にその戦線に交戦中ユニットを置きます。
  • 日本軍がいずれか1つの中立戦線に対して攻勢を行った場合、残る2つの戦線は自動的に交戦中になります。

9.0 イベント

 連合国反攻フェイズ中に引いたカードが絵札ならイベントが発生します。それ以外で引いたカードが絵札であってもイベントは発生しません。イベントは優先順位に従って、一番最初に当てはまる1つを適用します。

J(西部戦線)

  1. 大西洋の戦い
    • 条件: 通商破壊ボックスにドイツ海軍ユニットが存在する。存在しなければ2へ。
    • 効果: 水上艦ならUボートにします(以後、水上艦の面は使用できません)。Uボートならユニット保管ボックスに置きます。
  2. 戦略爆撃
    • 条件: アメリカが参戦していること。参戦していなければ3へ。
    • 効果: 枢軸軍の手札をランダムに1枚捨てます。手札が残っていなければ、ベルリンにドイツ軍ユニットがいて表面なら裏面にします。さらに枢軸軍が制空権を持っていればそれが失われます。
  3. レンドリース
    • 条件: ソ連が参戦していて降伏しておらず、戦線K(東部戦線)が枢軸軍支配下または交戦中であること。それ以外は4へ。
    • 効果: 戦線K(東部戦線)で反攻を行います。反攻で使用する1枚はこのイベントを起こしたカードを用います。
  4. 対潜水艦戦
    • 条件: アメリカが参戦していて通商破壊ボックスまたは保管ボックスにUボートが存在すること。それ以外は5へ。
    • 効果: ドイツ海軍ユニットをゲームから取り除きます。以後ドイツ海軍は使用できません。
  5. 上記のいずれにも該当しない場合は「イベントなし」。

Q(地中海戦線)

  1. コンパス作戦
    • 条件: カイロが占領されておらず地中海戦線が枢軸軍支配下にあること。それ以外は2へ。
    • 効果: このカードを用いて地中海戦線で連合軍の反攻を行います。
  2. パルチザン
    • 条件: プレイヤーの手札が2枚以上あること。1枚以下なら3へ。
    • 効果: プレイヤーの手札を1枚捨てます。
  3. マルタ島の戦い
    • 条件: カイロが占領されていないこと。占領されていれば4へ。
    • 効果: 枢軸軍が制空権を得ているなら制空権が奪われます。制空権を得ていなければ(1)枢軸軍がカイロを支配していれば、その枢軸軍ユニットを除去してカイロに反攻面の連合軍ユニットを置きます。(2)それ以外の場合、このカードを用いて連合軍の攻勢を行います。
  4. イタリア降伏
    • 条件: 地中海戦線が交戦中または連合軍反攻ユニットがいること。それ以外は5へ。
    • 効果: 交戦中なら直ちに反攻面にします。既に反攻面なら直ちにベルリンを攻撃します。
  5. 上記のいずれにも該当しない場合は「イベントなし」。

K(東部戦線)

  1. ソ連による宣戦布告
    • 条件: 1942年かそれ以降で東部戦線が中立であること。それ以外は2へ。
    • 効果: 東部戦線に連合軍の反攻ユニットを置きます。
  2. 冬季反攻
    • 条件: 東部戦線に枢軸軍ユニットがいること。それ以外は3へ。
    • 効果: 枢軸軍ユニットが表面なら裏面にする。裏面なら除去して保管ボックスに置きます。
  3. 赤軍の補給不足
    • 条件: 東部戦線に連合軍反攻ユニットがいること。それ以外は4へ。
    • 効果: 連合軍反攻ユニットを交戦中の面にします。
  4. 後手からの一撃
    • 条件: 東部戦線が交戦中であること。それ以外は5へ。
    • 効果: 交戦中ユニットを反攻面にしてモスクワへ退却させます。
  5. 上記のいずれにも該当しない場合は「イベントなし」。

J(東南アジア戦線)

  1. 中国軍の反攻
    • 条件: 東南アジア戦線が中立または連合軍支配下であること。それ以外は2へ。
    • 効果: 表面の支那派遣軍ユニットを裏面にします。既に裏面なら支那派遣軍ユニットを除去して保管ボックスに置きます。中国戦線ボックスに支那派遣軍ユニットが存在しなければ、中国戦線は崩壊、日本は戦争から脱落し、プレイヤーの敗北でゲームは終了します。
  2. 仏印進駐
    • 条件: 1940年かそれ以降で東南アジア戦線が中立であること。それ以外は3へ。
    • 効果: プレイヤーの手札からランダムに2枚捨てます。
  3. ウィンゲート旅団の活躍
    • 条件: 東南アジア戦線に表面の日本軍ユニットがいること。それ以外は4へ。
    • 効果: 表面の日本軍ユニットを裏面にします。
  4. インドの動乱
    • 条件: 東南アジア戦線が交戦中であること。それ以外は5へ。
    • 効果: 交戦中ユニットを反攻面にしてニューデリーに退却させます。
  5. 上記のいずれにも該当しない場合は「イベントなし」。

Q(南太平洋戦線)

  1. アメリカ参戦
    • 条件: 1942年かそれ以降で南太平洋戦線が中立であること。それ以外は2へ。
    • 効果: この戦線に反攻ユニットを、戦線JとKの交戦中ユニットを置きます。
  2. 日本軍の補給不足
    • 条件: 南太平洋戦線に表面の日本軍ユニットがいること。それ以外は3へ。
    • 効果: 表面の日本軍ユニットを裏面にします。
  3. 飛び石作戦
    • 条件: 南太平洋戦線が交戦中であること。それ以外は4へ。
    • 効果: このカードを用いて南太平洋戦線で反攻を行います。
  4. 戦略爆撃
    • 条件: 南太平洋戦線が連合軍の支配下であること。それ以外は5へ。
    • 効果: 枢軸軍が制空権を得ているならそれが失われ、ジョーカーを捨て札にします。さらにプレイヤーは手札を1枚捨てます。手札が残っていなければ、東京に日本軍ユニットがいて表面なら裏面にします。裏面ならそのままです。
  5. 上記のいずれにも該当しない場合は「イベントなし」。

K(中部太平洋戦線)

  1. アメリカ参戦
    • 条件: 1942年かそれ以降で中部太平洋戦線が中立であること。それ以外は2へ。
    • 効果: この戦線に反攻ユニットを、戦線JとQに交戦中ユニットを置きます。
  2. ドーリットル空襲
    • 条件: 中部太平洋戦線が交戦中であること。それ以外は3へ。
    • 効果: 枢軸軍が制空権を得ているならそれが失われ、ジョーカーを捨て札にします。また東京に日本軍ユニットがいて表面なら裏面にします。
  3. テリブル・タラワ
    • 条件: 中部太平洋戦線が連合軍支配下であること。それ以外は4へ。
    • 効果: 連合軍反攻ユニットを交戦中にします。
  4. 日本軍の補給不足
    • 条件: 中部太平洋戦線に日本軍ユニットがいること。それ以外は5へ。
    • 効果: 表面の日本軍ユニットがいれば裏面にします。裏面の日本軍ユニットがいれば除去します。
  5. 上記のいずれにも該当しない場合は「イベントなし」。