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スペインの新聞に掲載された日露戦争ゲーム

日露戦争の最中、スペインの新聞に掲載された日露戦争ゲームのルールです。


日本軍の駒(白地)とロシア軍の駒(黒地)をそれぞれ8個使用します。両軍とも陸軍の駒4個、海軍の駒4個があります。厚紙などで補強してください。

台座と矢印をピンで留めてルーレットを作ります(訳注: 6面体サイコロで代用できます)。

ゲームは2人または4人でプレイします。2人でプレイする時は日本軍が先攻、ロシア軍が後攻です。4人でプレイする時は、日本海軍、ロシア海軍、日本陸軍、ロシア陸軍の順番でプレイします。日本海軍は全て長崎、日本陸軍は全て東京に置きます、ロシア海軍は全てVladiostok、ロシア陸軍は全てKirinに置きます。

プレイヤーは自分の番になったらルーレットを回し、矢印が記す先の数字と同数、駒を動かすことができます。駒は縦横にしか移動できません(斜めは移動できません)。1回の自分の番に複数の駒を動かしても、1個だけ動かしても構いません。海軍は海を含むマスにだけ、陸軍は陸地を含むマスにだけ進入できます。

日本軍プレイヤーは自分の駒をPort Arthur(旅順)に進入させることを目指します。ロシア軍プレイヤーは東京が目標です。先にこの目標を達成したプレイヤーが勝利します。

大都市(黒い★)を除き、1マスに複数の駒を置くことはできません。また両軍の駒を同じマスに置くことはできません。自分の駒を移動させる時、相手の駒と同じマスまで移動できる時、移動する代わりにそこにいる敵の駒全てを捕虜にできます(ゲームから取り除きます)。敵の駒全てを捕虜にしたら、旅順または東京を占領しなくても勝利します。

連続してゲームをプレイする時は、最初のゲームでは日本軍が先攻です。2回目以降は、前のゲームに勝利した人が先攻になります。