フォリオ> 300: ギリシア・ペルシア戦争(2024年3月20日発行)
紀元前500年、ペルシアの支配に対してイオニアが反乱を起こし、それをギリシアが支援しました。この「内政干渉」を口実に、ペルシア帝国はギリシアへの侵攻を決意しました。そして紀元前492年、ペルシアの大軍が陸と海からマケドニアに攻め込んだのでした。
以来、マラトン、テルモピュライ、そしてサラミスで、ペルシア軍とギリシア軍は激戦を繰り広げました。数で勝るペルシア軍に対し、重装歩兵や三段櫂船といった優れた戦術や兵器で勝るギリシア軍。ギリシア軍にはまた、危機のたびに優秀なリーダーが現れ、ペルシア軍の猛攻を何とかしのいだのです。
『300: ギリシア・ペルシア戦争』は2人用のウォーゲームです。1人がアテナイ、スパルタを中心とするギリシア連合軍を、もう1人がペルシア軍を受け持ち、東地中海の覇権をかけて戦います。全5回の遠征を通じて、敵より多くの都市を支配することを目指します。
ゲーム・エンジンは「カードドリブン」と呼ばれるシステム。プレイヤーは陸軍や軍隊と同様、生産によってカードを入手します。カードは、そこに書かれているイベントを起こすために使用するか、あるいはイベントを無視して消費して自分の陸軍または海軍を1回移動させるかを選択できます。イベントは戦いを有利にしたり、敵を妨害したりすることができますが、勝利するためには軍事行動が重要です。またイベントが起きる順番でゲーム展開ががらりと変わります。
ルールは簡単でプレイ時間も短いですが、ギリシア、ペルシアとも戦略の幅が広いので、大いに頭を悩ませることでしょう。
コンポーネント
- マップ: 1枚(A3判)
- カウンター: 50個(14 mm角丸)
- カード: 16枚(63 mm x 89 mm)
- ルールブック: 1冊(A4判12ページ)
※本商品はイエローサブマリン様の各店舗、ボードウォーク様、クロノノーツゲーム様、または通信販売でもお買い求めいただけます。
ルールその他のダウンロード・訂正
- ルールブック(PDF)2024年3月20日公開
- ルールの訂正とQ&A(Googleドライブ|PDF)