別冊&フォリオ> 金門島上陸作戦> 中国が来る: 人民解放軍三大上陸作戦

アジアが舞台となる仮想戦では、朝鮮半島やインド、パキスタンなどリアリティがそれなりにあるエリアを扱ったタイトルがよく見られますが、日本列島及びその近海が舞台となるものは非常に珍しいと言えるでしょう。しかし全く類似テーマのタイトルがないわけではなく『レッド・ドラゴン・ライジング』(国際通信社/Decision Games)など、過去数作が出版されており、“ご当地”ネタであることもあっていずれもそれなりの注目を集めているようです。今回紹介する現代戦専門ウォーゲーム誌MODERN WAR第42号の付録ゲーム『The Dragon that Engulfed the Sun』(太陽を呑みこんだ龍。以下、TDTETS)は、中国が日本に強襲上陸を行ったら……という設定の仮想戦となります。ここでは特集にあるとおり“中国軍による日本列侵攻プラン”についてあれこれ考えてみたいと思います。(倉元栄一)
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