2月17日発売予定のBANZAIマガジン第16号は過去最大のボリュームとなりました。
メインのゲームは『ラスト・スタンド: マンシュタイン』。1ターン=1カ月、1ユニット=軍団/軍スケールで1943年から44年までの東部戦線を描いた作戦級ゲームです。ツィタデレ作戦を行わなかったドイツ軍は戦線が最も短くなるリガ〜オデッサのラインまで後退しますが、それによって生じた2個軍程度の余剰兵力を別の戦線に転用。さらにクルスクで損耗しなかった赤軍は予定どおり夏季攻勢を発動し、差し引きすると仮想設定ですが1943年秋のような、ドイツ軍にとってなかなか大変な状況が現出します。
『ラスト・スタンド・イン北海道1987』と『レッドサン・レッドスター』はヴァリアント・ゲームなので、プレイするためにはそれぞれ本誌第14号と第10号が必要になります。もともと第14号の道東マップに道西のマップを追加する予定でしたが、一緒にしたほうがプレイしやすいとの判断でA3判のマップを用意いたしました。
実は『〜北海道』と『レッドサン・レッドスター』は第10号『スティックス&ストーンズ』の設定を踏襲しています。1987年に核兵器を用いた第三次世界大戦が勃発、世界の主要都市は核の炎に包まれて戦争はたちまち終わりますが、無事だった土地を求めて通常兵器による第四次世界大戦が始まる……というものです。ヨーロッパでは5月にソ連軍が西ドイツに侵攻、その3カ月後に北海道に上陸侵攻します。『レッドサン・レッドスター』は『スティックス&ストーンズ』のシステムを用いた戦術級ゲームで、1980年代後半の自衛隊がソ連軍と戦うことになります。果たして61式は、74式はソ連軍のT-72を食い止めることができるのか? そしてあの戦車の性能は!?
『〜マンシュタイン』と『〜北海道&レッドサン・レッドスター』はそれぞれ別のルールブックが用意されています。さらに『ライフルズ・イン・ザ・パシフィック』の追加シナリオまで収録されています!!
本誌の内容についてはあらためて紹介いたします。
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