3,500円(税込み3,850円)販売開始: 2020年3月8日
このシミュゲがすごい!2020年版紹介作品一覧:
- 見ればわかるんです運べばわかるんです(War Room)
- 大きいことはいいことだ(War Room/独ソ電撃戦)
- この赤軍(の苦闘)がスゴイ! とはいいながら赤軍も楽し(独ソ電撃戦)
- ウォーゲームにおける防御戦術の基本中の基本(独ソ電撃戦/ライズ・オブ・ブリッツクリーク)
- シモニッチのビッグ・ゲームがすごい!(Stalingrad ’42)
- このフーベ、ヤベーぞ(Breakout: 1st Panzer Army)
- 原爆の落とし方教えます(Operation Pincher)
- 誰も知らない合戦をゲームにしたら、こうなった(羽根倉合戦~武蔵国の観応の擾乱~)
- ハンニバル(の親父)がすごい!(Hannibal & Hamilcar)
- ミニゲームだからすごいのです(Gettysburg)
- 『格闘級!航空母艦の戦い』の “コレハ 何ヲ シミュレート シテイル ノ デスカ?”(格闘級!航空母艦の戦い)
- 最高司令官として、戦略を評価するシミュレーション(La Grande Armee 1805)
- 蜃気楼の彼方に──ミニチュアウォーゲーム2019(Flames of War)
- X次元へようこそ(X次元からの侵略者)
- このシミュゲがヤバい!? あまりの切れっぷりの追加デッキ!(Ships & Tactics)
- この「Risk」がすごい(Risk: Office Politics)
- テーマ主導のゲーム・デザインがすごい(Pax Emancipation)
- これもう完全にウォーゲームですよね?(Root)
- 孤独な老女の終活シミュレーション(The Stillness of the Wind)
コラム:
- 『独ソ電撃戦』に思う〜二枚目は別の顔〜
- いわゆるひとつのマップ端問題
- そうだ!同人誌を作ろう
- 四半世紀もアップデートしない汎用ゲーム・システムがすごい
- 帰ってきたヒトラー──ただしゲーム会に
- 後継者育成日記5
付録ゲーム: 『台湾海峡危機(クライシス)』
なんのゲームか?
1949年の内戦に敗れた国民党政府は台湾に逃れました。勢いに乗る共産党軍はまず金門島を占領してから台湾本島を狙おうとしましたが、金門島上陸作戦で致命的な敗北を喫しました。その後で起こった朝鮮戦争により、国際社会の関心は朝鮮半島に向けられましたが、南北朝鮮が休戦協定に調印すると、再び台湾海峡における緊張が高まります。
55年1月から2月にかけて中国人民解放軍は浙江沿海の島々を占領。58年には「八二三砲戦」が発生、金門地区で激しい砲撃戦が展開されました。
どんなゲームか?
台湾のウォーゲーム雑誌「戦棋」の付録『台海危機1950』です。プレイヤーは人民解放軍と中華民国軍に分かれ、交互に「行動」を繰り返すことで互いの勝利条件の達成を目指します。行動には艦船、地上部隊、航空部隊を用いた作戦があり、1ターンに行える行動数には上限があるので、計画を立てて作戦を行う必要があります。
『Red Dragon Rising』システムが基本ですが、時間を追うごとに内容が変化する歴史的イベントがカードが用意されており、バリエーションに富んだゲーム展開を楽しめるようになっています。
ルールのQ&A(Googleドキュメント: 随時更新)