スペイン・スナフ社のスモールバトルズ・シリーズ第2弾の『決戦!! サンタンデール: スペイン内戦1937(原題: Santander ’37)』の日本語版が2月18日頃に発売予定です。
ベースになったゲームは、イタリア・パラベラム第3号の付録になった『Corpo Truppe Volontarie(イタリア義勇軍団)』で、デザイナーはハビエル・ロメロ氏。これをスペインでデベロップしたものが『決戦!! サンタンデール』になります。基本的なシステムは変わりませんが、勝利条件や支援(砲撃と爆撃)をすっきりさせてプレイアビリティを向上させています。
日本では馴染みのないサンタンデールの戦いですが、BANZAIマガジン第16号にヒストリカル・ノートが掲載されており、また同記事のPDF版が製品ページに公開されています。
イタリア義勇軍団やドイツのコンドル軍団の支援を受けた反乱軍が勝利した戦いですが、ゲームの中で共和国軍はWhat If?に挑戦することができます。史実では工業都市レイノーサに固執したため戦線が歪な形で突出しました(この事実を反映したセットアップが課せられます)。しかし早期にレイノーサを放棄、戦線を短縮するとともに重要な峠の守りを固めることも可能なのです。
かつて翔企画が出版していた「SSシリーズ」同様、「ルールは簡単なのに奥深い」スナフのスモールバトルズ・シリーズをお楽しみください。
ちなみに第1弾は日本軍によるアンボン島上陸作戦をテーマにしたこちら。この作品も上陸地点を自由に選べるなど、日本軍・連合軍ともに様々な選択肢をお楽しみいただけます。
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