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レッドサン・ブルークロス

2020年3月発売
SOLD OUT

『レッドサン・ブルークロス』は1904年から翌05年にかけて行われた日露戦争をテーマにした対戦型ゲームです。日本は戦場となった遼東半島に部隊や補給を送り込むには、制海権の確保が絶対条件でした。そこで日本艦隊は旅順を基地とするロシア太平洋艦隊の撃滅、ないしは封じ込めを画策します。様々な偶然が重なって旅順艦隊がウラジオストックへ回航することもなく、また第三軍の奮戦により二百三高地、そして旅順が陥落。日本艦隊は万全の態勢でバルチック艦隊を迎え撃つことができました。

日本海海戦に勝利した日本に対し、ロシアが制海権を脅かす力は完全に消失、日露戦争でロシアが勝利する可能性は潰えたのでした。

このゲームでは1人が日本艦隊を、もう1人がロシア艦隊を受け持ち、日本近海の制海権を争います。ゲームは「ターン」を繰り返すことで進行し、支配している海域によって得点、その累計で勝敗を競います。

序盤、ロシアには旅順艦隊とウラジオストック艦隊しかいませんが、途中でバルチック艦隊が来寇します。日本軍プレイヤーはそれまでに旅順艦隊を叩いておきたいところでしょう。逆にロシア軍プレイヤーは、史実のように雪隠詰めにされる前に、旅順艦隊をウラジオストックへ脱出させ、日本海の海上交通路を脅かしたいところです。

両軍の装甲巡洋艦以上が1隻=1駒で表され、両プレイヤーは「作戦」を行うことで艦隊を出撃/移動させたり、敵艦隊との交戦を行ったりします。しかしレーダーや航空機もなく、低速の石炭艦同士が戦っている時代、思いどおりに敵を捕捉できるとは限らず……。

コンポーネント

  • ゲームボード: 1枚(A3判)
  • カウンター: 54個(16 mm角丸)
  • 10 mm角木製キューブ: 6個
  • ルールブック: 1冊(A5判16ページ)
  • サマリー: 2枚(A5判)

日本軍ユニット:
〈春日〉の表面の移動力は「4」ではなく「5」です。裏面は「5」のままです。

6.3 陸軍の輸送
「黄海と東シナ海の輸送船ボックスに」
正しくは「黄海と対馬沖の輸送船ボックスに」です(マップの表記どおりです)。