ソリティア・ゲーム『Small Potatoes: イラン戦争2026』のシステムはこのようになっています。第0ターン(2月28日)の実例です。ちなみに選択ルール「ネタニヤフのプレゼン失敗」を用いると、第0ターンの攻撃義務から解放されます。

各種パラメーターは上の状態から開始します。おはじきは実行可能なアクション数を記録するためのマーカー。ダイスや使用しない駒など、何か記録するものがあると便利です。
第0ターンは、通常のターン(1カ月)に行える3回のアクションのうちのひとつ、「イラン攻撃」を1回だけ行います。イラン攻撃を行うためのコストは戦費1なので、戦費マーカーを「1」へ動かしてから、攻撃可能な全てのユニットで1回ずつ攻撃を行います。F35、CSG、IAFが攻撃を行いますが、ユニットの種類による効果の違いはありません。

攻撃するユニットごと6面体ダイスを1個(1d6)を振ります。出た目は3。イラン国内トラックの「3」のチットを表にすると、結果は「コラテラル・ダメージ」でした。支持率が直ちに1低下(6→5)、イラン抵抗レベル*が1上昇(4→5)。コラテラル・ダメージは後々の和平交渉にも影響します。
* ゲーム開始時のレベルは3ですが、戦争状態に突入するので1上昇します。最初から4でもいいようなものですが、前述の選択ルールを試す場合があるので、3から開始します。
攻撃を1回受けるごとに、革命防衛隊のチットを1つ表面にしてその効果を適用します。結果は「ホルムズ海峡封鎖」でした。いきなり……。ホルムズ海峡が封鎖されると、直ちに原油価格が1d3レベル上昇します。加えて、放置すると原油価格が毎ターン1レベル上昇します。原油価格の上昇は支持率の低下につながります。

2個目のユニットの攻撃もダイスの目は3でコラテラル・ダメージを出してしまいます。支持率はさらに下がって4。抵抗レベルは6に上がります。対する革命防衛隊の反撃は「攻撃目標: イスラエル」です。ゲーム開始時のイランの反撃能力は4なので、ダイスを4個振ります。米国が資金援助(戦費1。パトリオットの提供など、現在、あるいは将来的な支援が含まれます)をすれば「6」の目で、しなければ「4〜6」の目でヒットし、ヒットすると支持率が1低下します。攻撃目標が湾岸諸国なら、ヒットすると原油価格が1上昇します。とうぜん戦費1を支払いますが(1→2)、ヒットして支持率がさらに低下します(4→3)。

最後にIAFの攻撃。ダイスの目は2で弾道ミサイルを破壊しました。イランの軍事力を破壊した場合、そのチットをイラン反撃能力の最も数字の大きなボックスに置きます。これでイランの反撃能力が1低下したことを表します
以降の攻撃で、この空白の場所に命中すると革命防衛隊チット1つを除去できます。
イランの軍事力を破壊すると、通常のターンに行える「大統領の功績誇示」アクションをフリーで1回行えます。これは、自分の肖像が入った記念コインを発行したり、著作権の侵害をしてゲームやアニメの画像を利用した攻撃の成果をアピールする動画を公開したり、特定の層向けのアピールを表しています。2d6を振って現在の支持率(3)以上が出れば1アップ。ぞろ目なら2アップです。5と5が出て2レベル回復しました(3→5)。
革命防衛隊の反撃は湾岸諸国に対する攻撃。戦費を支払って(2→3)防空に努めますがヒット。原油価格が1上がりました(2→3)。

以上で第0ターンが終了します。
何だか「どくさいスイッチ」(リンク先はピクシブ百科事典)みたいなゲームに仕上がっております。pnpページでルールブックも公開しておりますので、興味がある方は是非。
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