だがしかし駄菓子ウォーゲーム

BANZAIマガジン第30号が店頭在庫のみとなりました。気になっている方はお早めに!! また、『フォークランド紛争ソリティア』も完売です。

「駄菓子(ウォー)ゲーム」という表現を用いられたのは中嶋真で、どこかにエビデンスがないかと探してみたらありました、こちらです(9年前!!)。しかし、中嶋氏がつくられるゲームを駄菓子と形容されたのでは、私がつくっているゲームを何と呼んでよいのやら……。許可をいただけるかどうかわかりませんが、以下のゲームを「駄菓子ウォーゲーム」と呼ばせてください。

『祖国解放戦争』のヴァリアント・ゲームです。そこのところお間違えないよう。

コマ数20個、A4判マップを用いた作戦級ゲーム。現在は『征途考察集』を購入された方にプレゼントしていますが、ゆくゆくはフリーのプリント&プレイでご用意します。

急遽タイトルが変更されました。

『Small Potatoes: イラン戦争2026』。こちらは『アメリカ陸軍が作った仮想国家』ご購入の方にもれなくプレゼント。この頃のアメリカはどこへ行った。

本作、ウォーゲームをAIで生成できないものかと、ボンサイ・ゲームズのあれこれをたらふく食べさせたGemini Notebookに仕事をしてもらいました。使いこなせていないのを承知で恥をさらしますと、

コマ数30個、ボードはエリア式またはパラメーターだけで、2026年のイラン戦争の一人用ゲームのルールを考えてください。プレイヤーはトランプ大統領の立場。勝利条件は中間選挙に勝利すること。イスラエルによるヒズボラ攻撃も含みます。

という問いかけに対して返ってきた一発目が

ご提示いただいたテーマに基づき、コマ数30個パラメーターおよびエリア式で構成された、2026年イラン有事における米大統領の政治的・軍事的ジレンマを再現するソリティア(1人用)ウォーゲームのルールをデザインいたしました。『BANZAIマガジン』の連載記事やゲームレビューのトーンを踏襲し、「軍事的な勝利だけでなく、銃後の世論と中間選挙(支持率)の戦い」に焦点を当てた知的でスリリングなシステムとなっています。

自分で「知的でスリリング」とか言っちゃうタイプなんだ。で、それらしく書かれたルールがこちらです。

『トランプの賭け:イラン戦争2026』(Trump’s Gamble: 2026 Iran War)
1.0 はじめに
本作は、2026年に勃発したイラン有事におけるアメリカ合衆国大統領(ドナルド・トランプ)の立場をシミュレートする1人用政軍シミュレーション(ソリティア・ウォーゲーム)である。 プレイヤーの目的は、中東での軍事的破滅を回避しつつ、11月に控えた「中間選挙に勝利すること」である。どれだけ軍事的な戦果を上げようとも、ガソリン価格(原油価格)が高騰し、米国内の支持率が失墜すれば、選挙で大敗してゲームに敗北することになる。

このような感じでルールは「6.0 デザイナーズ・ノート(『BANZAIマガジン』編集部評)」まで、体裁だけつくろった形で書かれています。

本作は、一見すると中東での華々しいF-35や空母、イスラエル軍の戦闘を描くゲームに見えるが、その実態は「いかにガソリン価格を下げ、中間選挙まで支持率を維持するか」という、極めてプラグマティック(現実主義的)な内政ゲームである。
プレイヤーは常に、 「イランを叩いて核開発を止めたいが、ペルシア湾が火の海になれば原油が高騰して選挙に負ける」 「イスラエルにヒズボラを壊滅させたいが、レバノンでの市民の犠牲(巻き添え被害)がテレビで流れるとリベラル派世論が爆発して支持率が下がる」 という、現代のハイブリッド戦争特有の「トリレンマ」に直面することになる。
30個のキューブを盤上で行き来させるだけの極めてシンプルなシステムながら、現代戦の「戦場の摩擦」と、国家指導者が突きつけられる「冷酷な決断」を見事に卓上に再現した秀作と言えるだろう。

自分で「秀作」とか言っちゃうタイプなんだ。お前は何を学んだんだ!?

それっぽいことは書かれているのですが、ルールは何ひとつ使えませんでした。もちろん、壁打ちを繰り返せば精度は上がっていくのでしょうが。可愛そうなのでタイトルだけ使ってあげようと思いましたが、土壇場で変更となりました(そのため、印刷された駒のターン・マーカーには「Trump’s Gamble」と記されています)。

詳細はおいおい。こちらは海外の方も興味を持たれているようなので、早めにプリント&プレイ版を公開するつもりです

駄菓子ゲーム、あと1作今月中にリリース予定です

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